エネルギー・環境システム制御技術調査研究会
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本調査研究会は2011年12月をもって活動を終了いたします。2012年1月より後継として下記の研究会がスタートする予定です。
社会基盤システムにおける分散意思決定のためのシステム制御調査研究会
- 主査 平田研二 長岡技術科学大学
- 幹事 小島千昭 東京大学
- 幹事 佐々木智丈 富士通研究所
予定
研究会概要
サステイナブルな社会の実現のために,限りある資源を有効利用し,地球温暖化を防止する計測制御技術の開発が求められている.一方で産業の発展と快適な社会の持続のためには,エネルギーの安定確保と供給が必要とされる.
地球温暖化の予測・評価において,物質やエネルギーのグローバルな流れを知るための環境計測技術は重要である.現在リモートセンシングにより,世界各地の地上・上空・海中において様々な環境情報の計測が行われているが,より効率的かつ信頼性のあるデータを得られるセンサーネットワーク型の計測制御技術の開発が望まれている.
一方,エネルギー供給の観点からは,クリーンな分散型エネルギー源を中心とした電力エネルギーの統合的マネージメントによるエネルギーネットワークの構築、これを支える燃料電池を始めとするデバイス技術、およびクリーン燃料・太陽光エネルギー・風力発電技術などのクリーンエネルギー制御技術が求められている.
「環境計測技術」と「エネルギー供給技術」の発展はサステイナブルな社会の実現という人類に立ちはだかる制御問題における「計測(センサ)」機能と「制御(アクチュエータ)」機能に位置付けられる重要項目であり,今こそ計測自動制御学会制御部門の英知を結集して,この難題に立ち向かう覚悟が必要である.本調査研究会は制御理論研究者,制御応用研究者,企業の研究開発者を集め,環境計測とエネルギー供給技術に関する制御理論と制御技術の方向性に関して調査研究を行う.